2007年11月19日

「動かぬ政治」を動かすべし!

こんにちは、岩屋です。寒くなりましたね。昨日の突風は「木枯らし一号」と言うらしいですが、今までそんな言い方してましたかねぇ。。。「春一番」と同じような用法でしょうか。まさか「二号」、「三号」と数えていくんじゃないんだろうと思いますが。。。

国会状況は先週とさして変わりはありません。むしろ、「守屋証言」の余波や「大阪市長選敗退」の影響などで、当面、野党はさらに態度を硬化させてくるでしょうから、テロ特新法についても、いまだに審議入りのめどが立っていない状況です。

しかし、衆議院でこれだけの審議時間を費やした上で送付されてきた法案をいつまでも審議しないというのでは、以前にも申し上げたように、「院」としての責任放棄だと思います。参院野党は、可であれ非であれ、しっかりと判断を示すべきであり、さらに言えば、自らの対案を法案の形で明確に示すべきでしょう。

「福田訪米」は可もなく不可もなく、といった感じでしたが、それも無理のないことで、「給油活動」程度の活動を継続できないようなことでは、世界政治のプレイヤーとしては当事者能力を欠いていると判断されても仕方がないんだろうと、正直、思います。米側にしてみても「アジアにおける最大の同盟国」である日本の政治パフォーマンスの悪さにあきれていることでしょう。
「動かぬ政治」を動かすべし!


対北朝鮮外交、対中国外交、アフガン問題、イラク問題、さらにはイラン問題に最近になって情勢不安が報じられる対パキスタン外交。こういった「世界政治」の重要問題について、的確なアドバイスや協力を同盟国から得たいというのが米側の本音でしょう。そういった話をするにあたっても、現在の日本政治の混乱は大きく影を落としているという風に私は思います。

この混乱をいかにして収めていくのかという英知がいま、日本の政治に求められているのだと思います。地方選挙で勝った負けたとはしゃいでいる場合ではないでしょう。テーマによっては躊躇なく憲法で認められた「三分の二条項」を使う、あるいは大胆に政策協議を行なう、そういったリーダーシップがどうしても必要だと思います。

「動かない政治」をどうやって動かすか。。。その模索の努力はいよいよこれからこそが本番だと痛感しているところです。

ではまた。どうぞお元気で。








Posted by たけし at 13:58│Comments(0)
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