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2008年01月28日

「ブリッジ法案」はできれば避けるべき。

お元気ですか、岩屋です。

・・・かくいう私はあまり元気じゃないんですよ。週末、地元にいるあいだに「嘔吐下痢症」というのにかかってしまいましてね。あれは、まぁ、こういうところで言うのはいささか憚られるんですが、もう、上からも下からもどんどん出て体がひからびちゃう病気なんですね。

最初に母がかかり、次に家内にうつり、そうしてとうとう、自分と次女までに感染してしまったのでした。家内からは東京にいる長女にはうつさないでくれ、と厳しく言われましたので、現在、長女は私と話すときはマスクをしています。皆さんも気をつけてくださいね。

しかし、いいこともひとつありまして、丸一日、何にも食べなかったお陰で一気に体重が2キロ近く減りました。酒など飲む気もしなくなるので、久々に「休肝日」もとれましたしね。考えてみれば、毎年、一月の終わりには一回、胃腸の調子が悪くなってたんです。そうです。忘年会と新年会の疲れがその頃にどっと出るのですね。今回は胃腸が弱ってたところにウィルスが襲ったということだったんでしょう。

さて、冒頭からつまらぬ話で恐縮でしたが、国会です。先週からテレビが入って予算委員会での審議が始まっています。現在は19年度の「補正予算」の審議をやっているのですが、今月中に補正予算を仕上げたら、いよいよ来月からは20年度の本予算と関連法案の審議がスタートすることになります。

ここでの問題は、何度も申し上げてきたように「予算関連法案」の処理です。とりわけ道路特定財源を構成している「揮発油税の暫定税率」の問題ですね。大事なことは年度内にこの問題に結論を出すことです。そうでないと、国民生活にも自治体の運営にも大きな混乱が生じてしまうわけですね。

ところが、民主党は当初から「ガソリン国会にし、ガソリン解散にする」と息巻いていて、今のところ、話し合いをするような雰囲気ではないことです。福田政権の基本路線は「話し合い」ですし、そうあるべきだと私も思っていますが、相手にまったく話し合うつもりがない、ということになれば、国民生活に責任を有している与党としてはいろんなことを考えざるをえなくなってきます。

それが先週末から浮上してきている「ブリッジ法案」なんですね。これは3月一杯で切れる予定の税制関連法案の期限を二ヶ月ほどまとめて延長して、国民生活を混乱させることなく、じっくり時間をかけてこの問題を議論しようというものです。「緊急避難」のためには、ひとつの方法だとは思います。しかし、これをやると政局は一気に緊迫し、事実上、与党だけの「片肺飛行」を余儀なくされることになるでしょう。そういうことが本当に適切かどうかという問題があるわけです。

「国会が混乱することと、国民生活や地方が混乱することと、どっちを採るか」という様な話になるわけですが、本当は、そういう不幸な選択をしないで済むように、与野党が歩み寄って年度末までに結論を出してみせるというのが、最善の道なんだろうと思いますけどね。ただ、それで結果的に話し合いがつかなければ、そのことによって生じる「混乱」もまた与党責任だということになる。難しい判断になりますね。。。。

しかし、あくまでも「話し合い解決」が一番でしょう。党の幹部がどのように考えているのか、必ずしもつまびらかではありませんが、私個人としてはそこへ向かってあくまでも努力をしていきたいと思っているところです。

ではまた。どうぞお元気で。

  


Posted by たけし at 14:52Comments(0)

2008年01月21日

いよいよ論戦がスタートしました。

こんにちは、岩屋です。

今日から衆議院での代表質問がスタートしました。政府与党に対し、野党からはお定まりのように激しい非難が浴びせられましたが、それはそれでいいとしても、正直な感想を言えば、論戦の冒頭で「建設的な雰囲気」が作れないと、なかなかあとからの軌道修正は難しいんじゃないか、、、、と心配になりました。

まぁ、野党としてはテレビが入っていることでもあるし、徹底的に政府与党をこきおろして、自分たちの政策をアピールしなければならないという事情はよくわかります。しかし、現下の「ねじれ」という状況を踏まえると、少しは話し合いの余地を残したような空気をお互いに作っておかないと、ほかならぬ「予算」がかかった国会ですからね。下手をしていると本当に国民生活に混乱を招くことになりはしないかと思うのです。

「予算」については、与党は当然のこととして、野党の皆さんにも「責任感」を持っていただきたいと思います。もちろん、考え方が違うわけですから、全部の案件に賛成してくれ、なんてことを言っているのではありません。ただ、年度末に間に合うようにすべての案件について賛否を明らかにしてもらうことが大事だということです。

野党の皆さんは「直近の民意」ということを盛んに言われますね。言うまでもなく昨年の参議院選の結果をさしているわけですが、しかし、それはあくまでも「参議院選の結果」だということを忘れてもらっては困ります。首班指名や予算などで優越を認められている衆議院の多数はあくまでも現在の与党が握っているわけですからね。それが「直近の民意」であろうとなかろうと、最終的には衆議院の議決が優先されなければ国政は前に動かないということになるわけです。「政権を取れていない」以上は、できないことがあるというのは当然のことです。あまんじていただく以外にない。

別に開き直っているわけではないんですよ。そういうことをお互いにきちんと踏まえた上で国会運営をやらないと国政が本当に機能不全に陥ってしまい、結果、国民に迷惑をかけるということなんです。野党が政権を目指すのであるならば、堂々と論陣を張り、与党案をしっかり否決すればいい。それが野党としての役割ですよね。そして、そういうやり取りのすべてを国民が見ていて次なる衆議院選での判断を下す。我々が支持されなければ政権は移動する。それは国民の選択なんだから仕方がないんです。

しかし、一番困るのは、意図的に審議を遅らせたり、期限内に採決させなかったりして、結果的に予算の執行を遅らせ、それでもって与党に「三分の二条項」を発動させて、今度は「それがけしからん!」として無理やり政局に持ち込むような手法をとってくることなんです。それではまったく国民の生活を考えていない、ということになる。

それはある意味で「国民生活」を人質にとった極めて悪質な戦法なんですね。「道路特定財源」の問題も、処理に失敗すれば地方財政に1兆6000億円もの穴が空いてしまう。民主党は「地方には迷惑はかけない」と言って、あまり信憑性のない案を出してきてはいますが、問題は、政権が我々側にある以上、実際に穴が空いてしまえば、当然のことながら、その「穴埋め」は我々がやらなきゃいけなくなるわけですね。決して民主党案が採用されるわけではない。「あとは野となれ、山となれ」というわけにはいかないんです。

民主党はまずは「暫定税率」を廃止し、しかるのちに「環境税」を創設すると言っていますが、それは当然、「化石燃料課税」、あるいは「炭素税」という形にならざるをえないわけで、そうなれば「ガソリン」も再び課税の対象となるんでしょう。いずれ、「一回下げて、また上げる」という措置をとるくらいならば、最初から「税率の維持は認めるが、使途について我々の提案を受け入れて一部は環境税としろ。しからば採決に応じる」と言ってくれたほうがよほど対応の仕様があるということです。

「環境税」が必要だというのは私のかねてからの持論でもありますし、少々道路整備のペースが落ちたとしても財源の一部を明確に「環境対策」に使うということには賛成です。それは多くの国民の理解することにもなるでしょう。今度の国会ではぜひ、そういった建設的な議論を展開すべきだと思うのです。

株価がどんどん下がってきているのも、日本の政治全体のパフォーマンスが劣化していることがその遠因になっているでしょう。そのことをお互いに肝に銘じなきゃいかんと思います。こっちは「国民本位」と言っている。あっちは「国民の生活が一番」と言っている。そのあげくの果てに国民生活を破壊してしまうなんていう愚挙をしでかすことのないようにしなければいけない、と強く思っているところです。

ではまた。お元気で!  


Posted by たけし at 17:33Comments(0)

2008年01月18日

通常国会が召集されました。

岩屋です。急に列島に寒波が襲ってきましたね。私は九州育ちで北海道の寒さは想像するだけで実感がありませんが、大変な寒さになっているようですね。皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。

さて、臨時国会が終わったのもつかの間、本日、通常国会が150日間の会期で召集されました。本日、初日は「開会式」がありまして、参議院本会議場に天皇陛下をお迎えして開催されました。陛下は慣例で参議院にしかお見えにならないのですね。「貴族院」時代の名残でしょうか。したがって衆議院議員は参議院本会議場へ参上して陛下のお言葉を賜ることになります。席は早い者勝ちですから、遅れていくと座るところを探すのに困ったりします。

また、毎年、初日には男女ともに着物姿で登院される方も見受けられます。女性の着物姿ってのはなかなかいいもんですね。男のほうはどうかすると「○○組」の親分に見える人もいますが(笑)。私も以前、一度だけやったことがあるんですが、なにしろ地元から着物を持ってきたり、また、送り返したりと面倒なものですから、今ではやめてしまいました。

今度の国会は臨時国会とはまた比べ物にならないくらい、困難を極める国会になると思います。民主党さんは国会にガソリン撒いて火でもつける気なんですかねぇ。。。災害対策や農村対策などを含む補正予算や国民生活に直結する予算の審議ですからね。「給油新法」は「給油新法」で大事でしたが、それとはまた次元が違う。「ガソリン」の話だけで炎上させるわけにはいかないと思っています。

ちなみに予算関連法案というのは全部で33個もあって、なにも「道路特定財源」だけではないのです。輸入食料品の関税なんかも含まれているんで、年度内に法案が成立しないと、輸入牛肉の値段が上がったり小麦の値段が上がったりして、その結果、パンが高くなったりするんです。民主党は「ガソリン」だけをつまみ出したいんでしょうが、仮にガソリンがつかの間安くできたとしても、他のところで国民生活を圧迫する結果を産むことになりかねないのです。



今度の予算のポイントは「地方重視」です。まず、東京や愛知など潤沢に税収を持っているところから4000億円ほどいただいて都道府県に1500億円、市町村に2500億円を配分することにしています。「三位一体の改革」で地方自治体はどんどん交付税を減らされて財政難に陥ってしまったのですね。これを改善しようというわけです。

二番目には中小企業対策です。この予算だけは緊縮予算の中でも7.2%増と突出しています。懸案の「事業承継税制」なども採用されていて、中小零細企業のオヤジさんが息子さんに事業を譲りやすいように配慮しています。大企業はほっといても伸びていきますからね。日本経済を根底で支えている中小企業にもっと光を当てようという政策です。

そして三番目が議論になっている「道路特定財源」なんです。「暫定」と言いながら長く続いているのがけしからん、というご指摘もあります。それもある意味、ごもっともなのですが、逆に言えば「真面目」にやってきているわけです。「道路」が大方できあがってしまった段階では「廃止していい」という前提があるから、ずっと「暫定」としてきているわけです。

しかし、これももう限界かもしれませんね。「化石燃料」への課税は世界的に言えば、「環境税」として設けられるのが当たり前になってきました。そういう意味で言うと、「道路整備」だけではなくて、「環境対策」にも使える税目として仕組みなおしたほうがいいのだと思います。

今度の法案は向こう10年、これを続けるとなっていますが、それよりももっと前に消費税問題を含めた税の抜本改革をやらなければなりません。その時にはぜひ本格的な「道路特定財源改革」をやるべきでしょう。

ともあれ、いま、これをやめると地方の道路整備はまったく止まってしまします。民主党が「いや、止めないんだ」と言っているのは要は「その分、国が借金をしろ」と言っているのと同じで到底、飲めません。東京都民の三倍近く自動車関連税を払っていながら、いまだに満足な道の恩恵にあずかっていない地方のこともぜひご一考いただければと思っているところです。

ではまた。お元気で。

  


Posted by たけし at 13:48Comments(0)

2008年01月16日

てんやわんやの一週間です。

こんにちは、岩屋です。

今週はとても忙しく過ごしています。昨日まで臨時国会が続いていましたし、18日からは早や通常国会がスタートするということで、この間に毎年恒例の後援会の新年会をまとめて入れちゃってるからです。その間に「党大会」までありますしね。

一番大変な日は大分と東京を一日で一往復半することになります。これは正直、海外へ長旅をするよりも疲れますが、まぁ、そんな甘えたことは言っていられない!。気合いを入れて頑張りたいと思っています。

メルマガのほうでもお伝えしましたが、通常国会での最大の争点は「道路特定財源」をはじめとする予算関連法案をどうするか、ということになりそうです。民主党さんはそれを見越してか、「今度はガソリン国会だ!」などと言い、「ガソリン値下げ隊」たるものを発足させて気勢を上げていましたが、正直、みっともない光景だと感じました。



もちろん、この問題が「大事でない」とは言いません。今後の道路整備計画についても、あるいはそもそも税収の使い道についてもこの国会で大いに議論し、見直すべきはどんどん見直したらいいと思っていますが、そういうことも含めて国民生活に迷惑がかからないように問題を裁いてみせるのが政治の仕事であり、国会の仕事なのだと思います。

それを「国民に受ける!」という理由で必要以上の大争点に仕立て上げ、「選挙のための政争」に作り上げよう、などというのは政治を貶め、辱める行為なのだと感じています。まぁ、相手を非難するよりも我々がまず襟を正していかなければ、と思っているところです。

これから臨時国会を上回る困難が待ち受けていると思いますが、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、誠心誠意、野党の声にも謙虚に耳を傾けて、ひとつひとつの問題を解決していきたいと思っているところです。

今年はどこかで、メルマガの読者の皆さんも含めた「オフ会」をやりたいと思っていますので、その時はぜひ参加してくださいね。

ではまた。どうぞお元気で。  


Posted by たけし at 10:41Comments(2)

2008年01月11日

本日、「給油新法」が成立します。

こんにちは、岩屋たけしです。お元気ですか?

ご承知のように本日の衆議院本会議で57年ぶりに憲法の「再議決」規定に基づいて「給油新法」が成立する運びとなりました。この法案を国会対策副委員長として担当した立場としてはとても感慨深いものがあります。

残念ながら折からの防衛省の不祥事などの影響もあって、最後まで「活動再開」に対する国民の支持は盛り上がりませんでしたが、私は「政治」の判断としてここは結論を出しておくべきだと考えておりました。自衛隊の艦船は三週間後くらいに出航できる見込みです。安全を確保しながらしっかりと役割を果たしてきていもらいたいと願っています。

先に衆議院を通過した薬害肝炎救済のための法律も成立の運びとなりました。こういうことが二度と起こらないように薬事行政をしっかりと監視監督していかなければいけないと思っています。一方で先進的な薬の開発にブレーキがかかるようなことがあってもいけないわけで、慎重かつ適切な舵取りが必要でしょう。



ところで、アメリカの大統領選はなかなかに見ごたえがありますね。とりわけ、民主党のオバマ候補とヒラリー候補の戦いは一進一退の攻防となっていて目が離せません。

最初の予備選でまずはオバマ氏が勝利し、そのままその勢いで連勝するかと思いきや、今度はヒラリー氏が予想をくつがえして一矢を報いました。「涙の勝利」とも言われていますが、あれを見ていて、ある意味の「選挙の怖さ」というものを感じましたね。おもわず、自分の過去の選挙戦のことを思い出しました。

今からもう15年も前のことになりますが、私が自民党を離党して選挙に臨んだとき、同じく自民党を離れ戦った同僚がいたのです。現在、民主党の参議院国対委員長をやっている簗瀬進さんです。あの時の自分と簗瀬さんがまったく好対照だったんですね。

テレビに出てくる僕はいつも元気一杯であたかも勝利を確信しているかのような自信に満ちた振る舞いだったと我ながら思います。一方の簗瀬さんがテレビに出てくるときは、なんとなく弱弱しくていつも泣いてばかりいた。ところが蓋を開けてみると僕は落選、簗瀬さんは当選という結果に終わった。「選挙というものは人様の心をいただくものだ。候補者の心の在りようが有権者には伝わるものなんだな」ということをつくづく考えさせられましたね。

ヒラリーさんも当初は圧倒的に強いのではないかと予想されていました。有能な弁護士でしかも美しい。なんといっても元ファーストレディーですからね。雄弁で相手のこともガンガン攻撃する。しかし、そういうところが反感を買ったのかもしれませんね。緒戦はあえなく敗退した。

ヒラリーさんについては有名な小話がありますね。知ってますか?

あるとき、クリントン大統領とヒラリーさんがドライブをしていてあるガソリンスタンドに立ち寄った。すると、そこに出てきた従業員はヒラリーさんの学生時代の元恋人だった。それを知って大統領は言う。「よかったな。君があいつと結婚していたら今頃、ファーストレディーにはなれていないぜ」。ヒラリーさん、それに応えて曰く「何を言ってるのよ。私がもしあの人と結婚していたら、今頃、あの人がアメリカ合衆国大統領になってるわ」と。。。。

どうです。なかなか面白い話でしょう。まぁ、こういう小話が流布するくらい、そのくらい、ヒラリーさんは勝気で気位の高い女であると思われていたんでしょう。それが癪に障る、と思っていた人もきっと多かったんでしょうね。

ところが、緒戦敗退のあと、ヒラリーさんは意外にもとても人間らしい振る舞い、女性らしい振る舞いを見せたのですね。司会者の言葉に傷ついてみたり、見通しの厳しさに涙したりした。あの姿を見て人々は「ああ、あの人も普通の人なんだ。もっと応援してあげなきゃかわいそうだ」という気持ちになったんでしょう。しかも、次の戦いにかける執念は明らかにオバマ氏よりもヒラリー氏のほうが上回っていた。それが逆転勝利につながったんだと思います。

まだこの先、どうなっていくのか予断は許しませんが、こうやって2年近くかけて人間性から何から、まさしく頭のてっぺんから足の先までが量りにかけられていくアメリカの大統領選というのは実にすさまじい選挙だと思いますね。この戦いを通じて「大統領候補」が文字通り「大統領」に鍛えられていくということでしょう。学ぶべきは大いに学んでいきたいと思っているところです。

ではまた。どうぞお元気で!









  


Posted by たけし at 12:40Comments(1)

2008年01月06日

いよいよ明日から国会再開です。

こんにちは、岩屋です。お元気ですか? 

正月気分もようやく抜けてきた頃ですね。休みを利用してふるさとへ帰省されていた方もいらっしゃるでしょう。いいお正月でしたか? あらためてこの一年の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

さて、私のほうはこの休み中にふたつの同窓会に参加して久方ぶりに旧友とグラスを傾け、しっかりと英気を養うことができました。同級生ってのは本当にいいもんですね。すべてが「俺、お前」で済み、なんの遠慮も要らない。みんなの今後に幸あれ、と心から祈ったところです。

我が家では休みで帰っていた娘や息子が徐々に学校へ戻りはじめました。私は毎週のように東京と地元を行ったり来たりで、東京では上の娘と一緒ですから何ということはないのですが、寂しいのはむしろ家内のほうだろうと思いますね。幸い、母と次女が一緒にいますけどね。家族が全員揃うのはまた夏休みの頃になりますが、それまで、それぞれが充実した日々を送って欲しいと願っています。

さぁ、いよいよ明日から国会再開。「ねじれ」の中に再突入です。15日までの臨時国会の最大の焦点は「給油新法」となりますが、これは我々としては「三分の二条項」を使ってでも成立させる構えです。できるだけ早くインド洋での活動を再開させたいと思っています。



問題は18日から召集される予定の通常国会ですね。「道路特定財源」も含んだ平成20年度予算案を年度内に成立させることができるかどうかが焦点となります。これについては野党ともできるだけ協議を重ねて、場合によっては修正議決をしてでも、国民生活に迷惑が及ばないようにしなければならないと思っています。

予算委員会も私の担当ですからね。まぁ、どうしてこうしんどいところばかり担当させられるのか、とも思わないではありませんが、これもまた勉強です。誠心誠意を尽くしてこのハードルを乗り越えたいと決意しています。

1月9日に予定されている「党首討論」は今から楽しみですね。だいたい、今ごろになって初めて行なわれることがおかしいんですけどね。こういうのは相談して日程を決めるんじゃなくて、定例にしておくべきでだと思います。ともに雄弁とは言い難い「福田・小沢」両氏の討論ではあんまり盛り上がりは期待できませんが(笑)、できうるかぎり、二大政党の党首対決にふさわしい大所高所からの議論を行なって欲しいと思っています。

ではまた。今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。
  


Posted by たけし at 18:10Comments(1)

2008年01月01日

あけましておめでとうございます。

岩屋です。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日は大変な暴風でしたね(大分県別府市だけの話かもしれませんが)。なんとなく今年はやっぱり政界に暴風が吹き荒れるんじゃないかと、いささか緊張した面持ちで風の音を聞いていました。

毎年、元旦は朝5時にスタートします。え?何をやるんだって? ええ、某会の新年初会合がいつもこの時間にあって、私の場合、もう20年近くも出席を続けているんですね。したがって、家族で楽しんでいる「紅白歌合戦」も私だけは途中で切り上げ、早めに就寝するようにしているんです。

元旦の5時から会合なんて、最初は正直、辛かったんすけどね。しかし、考えてみると、「初日の出」が上がる前に斎戒沐浴して一年の最初の仕事をスタートさせるというのは心身ともに引き締まってなかなかいいものです。今年もそうやって活動を開始したところです。

紅白歌合戦は半分くらい見ましたが、なかなか面白いもんだなぁ、と久々に思いましたね。まさに老若男女が楽しめる構成になっていますし、一頃と違って若い人たちの唄が本当にうまい! ほとんどがシンガーソングライターですしね。麻生先生も言っていたけど、日本のポップカルチャーの力はたいしたもんだなぁと思いました。

最近は娘や息子に影響されて「コブクロ」や「スキマスイッチ」などをよく聞いていますので、僕にもかなり歌える歌があったなぁ。。。かれらにも才能を感じますね。ジャパンはやっぱりクールだなぁ(格好いい)と嬉しくなった次第です。

今週いっぱいはなんとか地元にいれそうですが、週明けからはさっそく国会が再開されます。15日にいったん閉じて、それから数日おいて今度は通常国会が180日の会期で召集される予定です。その「隙間」の数日の間に党大会や内閣改造がはさまる予定ですから、もうほとんどノンストップ国会ですね。頑張っていかなければ、と思っています。

ともあれ、昨年は社会面では暗い不愉快なニュースの多かった年ですからね。昨年を一字で言い表すと「偽」という字になるそうですからね。今年は「信」とか「真」という字で表されれる年にしたいもんだとつくづく思います。

皆さんのこの一年のご健康とご多幸、ますますのご活躍を心よりお祈りして取り急ぎ新年のご挨拶といたします。

今年もどうぞよろしくお願いします。  


Posted by たけし at 12:57Comments(2)