2007年11月13日

参議院は本来の役割を果たすべし!

こんにちは、岩屋です。お元気ですか? 僕は15年間連れ添った愛犬のリラが亡くなってしょんぼりしています。長いようで短い人生の中の15年間は決して短い時間ではありません。家へ帰るたびに必ず誰よりも先にしっぽをちぎれるほど振って迎えてくれた相棒がいなくなるというのは実に実に寂しいものです。「天国でまた一緒に歩こうね」。夕べは写真に向かってそう語りかけ、冥福を祈りました。

今は、そういう需要が多いのか、ペット専用の火葬場やお祭り場所があるんですね。選挙区内の知り合いが経営していますので、そこにお願いしました。家内と義父が連れて行ってくれました。今度、帰ったときに私自身が納骨に行きたいと思っています。

いやいや、冒頭から私事にわたって申し訳ありませんでした。

さて、国会です。

本日の衆議院本会議でテロ特新法が三分の二以上の多数をもって可決されました。担当の国会対策副委員長としては「ほっと一息」と言いたいところですが、「ねじれ国会」のもとではいよいよここからが胸突き八丁です。せっかく衆議院で40時間を越える濃密な議論を行なったところですから、ぜひこの成果をもとに参議院においてさらに審議を充実させてもらいたいと願っています。

ところが、参議院民主党の「出方」は実に感心しないのですね。「テロ特の審議を後回しにしてまず先に野党提出のイラク特措法廃止法案の審議を開始したい」と言うのです。いろいろと理屈はつけていますが、要は「時間稼ぎ作戦」ですね。テロ特新法をろくに審議しないでほったらかしにしておこうという作戦です。

こんなことは国民の期待するところでもないし、そもそも「第二院」たる参議院に期待されていることでもないと思います。国民は先の選挙でたしか野党に多数を与えましたが、それは参議院の本来の役目である「衆議院へのチェック機能をしっかり果たせ!」と言ったのであって、衆議院から送られてきた法案をそっちのけにして自分たちが提出した法案を審議しろとは言っていないはずです。

「ねじれ国会」とは言え、本来、憲法が予定している「二院制」の権能まで曲解してはならないと思います。テロ特新法を審議して「可否」を明らかにするということが今、参議院に期待されていることでしょう。参院野党は民主党議員である前に、日本国参議院議員です。そのことをしっかりと踏まえた対応を強く望みたいと思っています。

ではまた。どうぞお元気で。




Posted by たけし at 16:10│Comments(0)
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