臨時国会が開幕しました。

たけし

2007年09月10日 11:04

こんにちは、お元気ですか。なかなか爽やかな風に変わりませんね。もうしばらくの辛抱でしょう。夏の疲れも出る頃です。くれぐれもご自愛くださいね。

さて、いよいよ本日から参議院戦後、初の国会がスタートします。この「ねじれ国会」が当分の間、続いていくことを考えますと、いったい、どういう国会運営が望ましいのか、こういう変則的な国会を通じていったい何を成果として生み出すことができるのか、与野党ともに国民から厳しい視線を浴びている中での開幕です。

この国会に臨む基本的な考え方は「政策では堂々と対決。国会運営はできるかぎり円満に。そして、歩み寄れるところは歩み寄る」ということでしょう。我がほうも先の国会で見られたようないささか強引な運営は避けなければなりませんし、対する野党も「反対のための反対」はやめてもらわなければなりません。「ねじれ」のエネルギーを国家国民のために正しく使うことができるかどうか、そのことが問われる国会になるのだと思います。

今国会の最大の焦点はいうまでもなく、「テロ特措法」の延長問題となります。先に安倍総理は外遊先で「職責を賭してやり遂げたい」と決意表明しました。党内には「あれは言い過ぎたのではないか」と今後を不安視する声もありますが、私は誠に「決然たる心構え」で大変結構だったと思っています。

日本が世界に向かって発した「国際公約」を果たせるか果たせないかというのは、自民党や与党にとってどうだこうだというよりは、まさしく国家の信用にかかわる大問題だからです。政治生命を賭けるくらいの気構えでなければ到底、成し遂げることはできないでしょう。総理のその覚悟にもとづいてこれから国会での論戦をしっかり行なっていきたいと思っています。

あくまでも正攻法で押していく。そして、聞くべきところは聞き、国益という大きな観点からものごとを決していく。 そのことを基本方針に私も全力を尽くしてまいる決意です。ご指導、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

ではまた。どうぞお元気で!