とてつもない日本

たけし

2007年06月11日 11:08

麻生外務大臣が新刊を二冊出しました。知ってます? ひとつは「とてつもない日本」というものですが、いかにも麻生先生らしいタイトルです。非常にいい本だと私は贔屓目抜きにそう思います。

「とてつもない日本」というのは麻生大臣の祖父にあたる吉田茂さんの口癖だったそうです。「この国はかならず良くなる。日本はとてつもない国なんだ」という言から採ったタイトルなんだそうです。要は「悲観論」を廃し、日本の潜在力を信じてがんばろうじゃないかという内容です。

とても読みやすい本ですから、どうぞ手にとって読んでみてくださいね。「よし、俺もがんばろう!」という気分になること、請け合いです。

それからもう一冊は「自由と繁栄の弧」という主に外交政策について語ったものです。ユーラシア大陸の外苑に、民主主義、法の支配、基本的人権の尊重といった普遍的価値観を共有する国家群を形成していこうという、麻生大臣が打ち出した日本の新しい外交方針について記されたものです。これもなかなかに読ませる本ですよ。

安倍さんに対抗して出版したのか?なんて言われてますが、そんなんじゃありません。本当は昨年の総裁選に間に合わせたかったのが、間に合わず、今頃になってしまったというのが真相です(笑)。かえっていいタイミングになったと思ってますけどね。

麻生大臣の人となりや考え方を多くの人に知っていただければと願っています。